会社2(1のつづき)
この1チップにはアキュームレーター(accumulator)という計算する場所がある。数値をアキュームレータにセットし、メモリに計算する相手の数値を入れ、加減乗除を行う機能なのだ。そこで、女史はアキュームレータがどこにあるのかチップの写真を持ってきて指でさせと言うだ。
仕方なく『ココ』とさした。すると彼女は赤いボールペンで囲んで 矢印を引っ張りアキュームレータと書いた。続いてメモリの位置も。あーーーどうしよう・・・不安が広がる。しかし、位置が解ったので安心したのか、それに関しては質問は来なかった。女史のマニュアルを覗くと 私以外の人にも聞いて色々書き入れていた。ある日、コーディングをする段になって『あのね、マニュアルで足し算のadd 引き算のsubが逆になってるから気をつけてね』と言ったら、マニュアルの命令系の一覧にあるaddに赤丸を付けて矢印を書き『間違っている』と書いた。『間違ってるじゃ、何と間違ってるか解らないでしょ』って言ったら今度は間違ってるをグチャグチャに消していた。そして、『何故マニュアルが間違ってるのか?』聞かれた。『プリントミスね』と言うと消した隣に『プリントミス』と書かれた。もういいわ (w_-; ウゥ・
| 固定リンク